デザインで日本を変えよう

株式会社 野村デザイン研究所 LIFEENTERTAINMENT+STYLE 野村日記

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2009年03月28日

棚ぼた

「テレアポ道場」を初めて数ヶ月が経った。
いつから始めたのかすっかり忘れてしまったが、僕も含めメンバー6人もやっと目的意識が少し身に付いたようです。

そんなある日、僕自らが「棚からぼた餅」を発見してしまった。


テレアポ道場の朝は週二回しか無いのだがとても早い。出勤時間の1時間30分前に出勤して、掃除をする。「誰にでも出来ることを一生懸命に行う」これは簡単なようだが体の中に自然と入るまでは難しいことで、これが「道場」である所以なのです。

例えばデザインの仕事をA君とB君にお願いする。
「A君は1時間で完成度の高いデザインを2案完成」「B君は20時間でも完成のメドがたたない。」
デザインの仕事をしているとこんな「誰かは出来るけど自分は出来ない」事にチャレンジしてゆく事が日常なんです。だから、「誰にでも出来る事」(朝少し早く来る、一生懸命掃除をする)をしっかりと身につける事が大切なんです。

ここからが本題なのですが、実際に掃除をしているとスタッフが散らかし放題にして帰った職場はち殺伐としていて嫌な気分になるんですよね。そんな職場を掃除していると、自分の気持ちが荒れてくるんです。
「なんで掃除して帰らないんだよ」とか、
「画面が指紋でテカテカじゃないの」とか、
「飲み終わったコップくらい片付けろ」とか、
「椅子ぐらいキチンとしまえよな」とか、毎回「ちぇ!」の連続で心中穏やかではなかったんです。

そうです、ここで発見です。
毎回毎回掃除の度に「ちぇ!」っと思っていると、そう思いたくなくなるんです。
これです。
気づきました。
散らかれば散らかる程、「昨日は忙しかったんだな」、とか、「いい仕事ができたんじゃないかな」とか思えるようになったんです。それで、掃除も「もっと綺麗にしよう」「もっと気持ちよく仕事をしてもらえるようにしよう」と、腹が立つどころか穏やかになれるようになったんです。こんな考え方が自然と芽生え、苛立つような感情が起きなくなり、ポジティブな考え方を出来るようになってきたんですね。これが僕にとってのぼた餅なんですよね。

「テレアポ道場」は他のスタッフにも影響が出てきたようで、僕らが朝掃除をしていることを感づいた他のスタッフも夜帰る時に綺麗に掃除をするようになってきました。もちろん綺麗に整理された職場は気持ち良いのもさることながら、やはり効率的です。

掃除をする事がテレアポ道場の目的では無いのですがやはり「誰でも出来る事を一生懸命にやる」って大切だな。と思いました。
明日もがんばります。

2009年03月28日 01:20

野村太郎

1965年 神奈川県生まれ
1991年 シャープ株式会社入社
1997年 株式会社スタイルメント設立
2005年 株式会社野村デザイン研究所設立

現在
株式会社スタイルメント 代表取締役
株式会社野村デザイン研究所 代表取締役
株式会社クロコソフト 取締役
桑沢デザイン研究所 非常勤講師
デジタルハリウッド大学 客員教授

Stylement Inc.

不都合な真実

アル・ゴア (著), 枝廣 淳子 (翻訳)