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07年度のスタイルメント新卒社員がAwakeを全部で4号作り上げてくれました。
「社内報を新卒の社員だけで一年間4冊作ってください」
私が新卒社員にお願いした事はこの一言です。
06年度の新卒社員が作り上げてくれた社内報Awakeを元に、さらに有意義で、4号発行して欲しいとお願いしました。
この課題で重要な事は「考えて行動する」こと。
もう一つはもっと大切な「感じる」こと。
ある場所にに到達する事を目標とする
こんな事を聞くと、今ならグーグルマップや乗り換え案内等に現在地と目的地を入力しルートと所要時間を確認して、目的地に合わせた持ち物や服装を準備して、「行ってきます」
みたいな回答になって、とても安心、優等生パチパチ拍手です。
しかし、物作りという「無」から「有」を生み出す為に必要な事はレールに乗ってしまったら身に付きにくいのです。
脱線しましょう。
何もない野原に投げ出された自分を想像してみてください。目的地は右ですか左ですか?そこで「感じる」事を知ることが出来ます。
そこには同期という仲間がいます。みんなで感じた事を話し合い、どうしたら良いのか考え、アイディアを出し合い、準備が始まります。
何を持って行こうかとか、何を基準にどの方向に動いたらいいのかとか、そこに信頼が生まれたり、尊敬が生まれたり、役割分担が生まれたり、摩擦なんかも生まれます。
「感じる」ことから、「考える」事が出来るようになるのです。
出発して、誰も見たことのない大きな障害物に出会いました、さてその時どうやって乗り切って行くのでしょうか?それこそ、何百通り、何千通りあります。その中でどうやってベターを探す事ができるかが鍵になります。誰かの思いが強すぎて争うような場面もあると思います。全員生きてきた環境が違いますし、信じているもが違います、それを自分たちで解決していく事が大切なのです。何度も何度も話し合いをすることで理解が生まれ、信頼が生まれ、尊敬がうまれていくのです。そんな事を経験しながら目標に達成した時には大きな喜びが得られるはずですし、もっとも大切なのは方法論を先輩から教えてもらうのではなく、方法論を生み出す事が出きる自分を発見する事なのです。
私がよく言う、物作りに一番大切な事は「どんな人とも仲良くする事」の意味が少しでもわかってもらえていれば嬉しく思います。
もう一つ言うなら、自分や仲間が何が得意で何が好きなのか分かってきます。そこに自らの新しい目標設定も生まれきます。
目的地を見失わないこと。
全体像を確認すること。
作業中は一生懸命やる。
「無」から「有」を生み出す事は簡単な事ではありません。
目的は忘れないようにして全体像を確認し、作業をし、また全体像をつかみ直す。
この作業を1人でやっているのであればまだしも、多くの人と共同作業なのでとて難しい。進めていた作業が全く無駄になることは少なくないと思います。
全体像確認したときに目的からそれていると感じたときは今までやっていた作業を捨てる事も大切です。
これらをビジネス用語でまとめ上げて最初から教えてしまうことは容易いことです。しかし、自らで感じて、考えて、行動する事に意味があるのです。
人が文化を創り、文化が人を作る。
07年度の新卒生のお陰でスタイルメントにまた新しい有形と無形の文化が出来上がりました。
私たちはこれを大切にしていかなくてはなりません。社員全員で共有すること、伝えて続けてゆくこと。
スタイルメントとクロコソフトに08年度の新卒生が入社してきてくれました。
彼らには今までは社内報という形式でお願いしていたものを、ビジネスレターという形でクライアントに「良いデザインとは何か」的な事を伝えて欲しいとお願いしました。まだ直接その話を出来ていないのが少し残念ですが、それもまた組織という中の大切な「感じる」要素だです。大いに悩み、考え、そして創り出して欲しいと願っています。
2008年05月07日 01:23
何週間か前の金曜日に最後の07年入社新卒者向け研修を行った。
最近仕事上で「むかついた」ことはないですか?
1人ずつ発表してください。
その日の出席者は5人だったのだが、2人は思い浮かばないという。
私が新卒だった頃は一日に何度もむかついた出来事(今考えると恥ずかしいことばかりだが、、、)があったのだが、スタイルメントが良い会社なのか、それとも若いのに人間ができているのか、社長に遠慮しているのか、それとも先輩が優しいのか?自分に当てはめて考えると到底想像ができない。
それはそれでいいことかもしれないと思うのだが、それでは、今回の研修にはなりません。
誰かの「むかついた」事を題材に、なぜ「むかつく」のか?、それを「むかつかない」にするためには?を皆で意見を出し合いながら考えるつもりでしたが、時間の関係上解説をしました。
1人目の彼の回答
業者に電話をしてお願いごとがあったのだが、月曜に連絡を開始して、その日以降毎日電話連絡しても連絡が無い、やっと木曜日になって連絡が取れたのだが、「はいわかりました。見積もりを送ります。」ガチャ!っと電話を切られた。
確かに、友達に電話をしてこんな事があったらその友達とは間違いなくその日以降友達じゃなくなってますね。
では仕事ではどうなんでしょう。
まずは、仕事では「むかついた」ら負けです。私も多くの負けを経験しました。
彼はまずは業者の方にお願いがあった。この時点で考えなくてはならないのは頼み事がある以上お願いなのです、お願いである以上やって頂くという気持ちを忘れない事です。次に考えるのは向こうから「それやりたい」と思ってもらうように行動するということ。これは結構努力しないと出来ないと思いますが、普段の関係作りから作っていかなければなりません。
この場合はそんな関係作りをしている時間はないので、電話を何度もするということを出来るだけ少なくすることが大切です、最初の電話をした時点で用件と期日を記載したメールをお送りしておくと、期日前には何かのアクションをしてくれます。
その事は自分のto doリストに加えておけば忘れてしまっても大丈夫です。期日が指定されているとそれは約束の様なものですので、満足な回答では無いにしろ何かしらの回答が得られるモノです。期日になっても何も回答が無い場合はこちらから再度電話とメールで連絡をすれば良いのです。
仕事上では相手はいつも「ものすごく忙しい」ということを前提にコンタクトを取り、自分がこんな風にして欲しいと思う事をしてあげると「むかついた」は少しづつ減っていきます。
2人目の彼女の回答
クライアントに上司と伺った際、その時に出てきた担当者打ち合わせが終わった際に「今日は話が分かる人が出てきたので、話が進んだので良かった。」と言われた。
さてさて、これもむかつきますが、実はこれは会社としてのイエローフラッグです。
これは彼女に言い放ったように見えたとしても彼女を通して会社に対する不満を伝えているのです。これを自分一人で受け取ってしまうとメンタル面で激しく傷つく事になる。
さて、こんな時はどうしたら良いのだろう?
こんな時は上司に自分が感じた事を素直に話をして解決策を考えてもらう必要があります。
仕事をしていると学生時代のように普通の生活をしている時にはあり得ないような対人対応があります。人は仕事上では色々な役割を分担して、それを遂行しようとしているのです。時には言いたくない事も言わなくてはならないし、聞きたくない事も聞かなくてはならなりません。
自分自身で受け取れないような事は直ぐに報告・連絡・相談(ホウレンソウ)を心がける必要がありますね。けして解決できない感情を溜めておかないこと。
3人目の彼女の回答
クライアントへプレゼンをしにいった際、見積もりの説明をした際に概算過ぎてわからないと宜も無く突き返された挙げ句怒られた。
これはショボンですね。
少し解説を加えると
クライアントからのオリエンテーションはこの日(約1ヶ月後)にある商品を発売したいのでそれのパッケージの開発をして欲しいという意向のみであった。
これを開発するには商品像を考えるところから始め、マーケティング、デザインをしていくと少なくとも最低で2ヶ月以上は必要なお仕事でしたが、実際はオリエンを受けてからプレゼンまでは3日間、仕事の重さに対して「短納期」「コンペ」という事でお断りさせて頂いた方がお互いの為だと考えるところですが、今までの長いお付き合いの関係性からお受けさせて頂くことにした。これはデザイン会社としてとても難しい判断で、お断るすることの方が良かったのかもしれません。
実際には6人のチームを組み、調査、企画、商品名決定、デザイン、プレゼン資料。印刷外注さんへの資料作成とそのやりとり、見積作成、プレゼン当日の朝にやっと完成。私もチェックをさせてもらったが、とても3日で仕上げたとは思えないくらい素晴らしい。
確かに努力が認めて貰えなかった彼女はとても可哀想だと思う。彼女の気持ちを考えるととても悲しい出来事だと言わざるおえない。ではどうしたらそんな気持ちにならなくて済むのだろうか?
オリエンテーションをを受ける際に大切な事は条件や方向性を伺うことです。しかし実はもっとも大切なのはオリエンテーションをしている人の気持ちを考えておくという事なのです。たしかに彼(クライアント)は商品を短納期で発売しなくてはならないという使命を会社から受けて言葉を発しているのです。自分の判断が商品の寿命を決め、会社の利益を担い、自分自身の幸福を求めているのです。
プレゼンを受ける側としては、出来るだけの判断材料を集めたいと思う。そのとき予算は概算か詳細が出ているかでその後の日程調整や各部署との交渉なども変わってくるのである。
先回りして心を読み、喜ばせて楽しませる事が幸福な仕事となるのです。
ニーチェは『ツァラトゥストラはこう言った』で、人の精神は三段の変化があるという、まずは重荷を運ぶラクダであり、次に、力をものにする獅子となり、そして、幼子になると言っている。
確かに。
暑くて辛い場所で重荷を背負い、耐える事を憶え、それを経ることで自由な精神を得て本当の重荷の意味を知り戦いを挑み、最後は無垢な心に昇華し自分の世界を見つける。
ガンバレ新卒。
次は2年目だ。
2008年02月18日 00:33

スタイルメントの新展開
今月、新たな事業をスタートしました。
「SEVEN.」
生み出すという行為は、感じるという感覚から始まり、考えを巡らせることによりある一つの回答に行き着く事。生み出すことは7番目のセンス。
この会場から社会に役立つ新しいクリエイティブが生み出されることを願い名付けました。
使っていただく方も便利で気持ちよく、ご来場いただく方も心地よく使っていただけるように配慮。とても心地よい空間と設備を用意しました。
使用可能人数は椅子のご用意の範囲で70席でゆったりとご使用いただけると思います。テーブルは40名分の用意をしています。私たちは忘年会を立食で120〜130名で行いましたがまだまだ余裕がありました。会場全体で45坪、セミナー会場で約30坪あります。
講演者が気持ちを整えたり、原稿の最終のチェックをしたり、もちろんお化粧をし直したりするためのパウダールーム。
講演をサポートする音響や映像ソース、そして照明をタイミング良く調整するために設けたPAルーム、もちろんこの場所でパソコンの操作も可能。
休憩時間などにリフレッシュして新たな気持ちになってもらう為の休憩スペースは2カ所用意。
来場者へのドリンクサービスや、立食パーティー用に軽食を入れておくための大型冷蔵庫を設置。
上映会や記者発表会などでは5.1チャンネルの音響で来場者を包み込んでください。少々大きめな音量でも防音対策はしっかりしてありますので安心です。
会場内無線LANでは来場者の方が気軽にインターネットサービスをご利用頂けます。講演者の方は有線LANもご用意してありますので、無線の機材がなくても大丈夫です。
椅子の配置を配慮すれば150インチスクリーンをフル活用することが可能。
4000ルーメン液晶プロジェクタではパワーポイントの資料などは消灯しなくても上映可能。
各所にグリーン配置することでゆらぎ効果を与えています。
まだまだ多い喫煙者の為にも気持ちのよい喫煙スペースも設備。
ケータリングのサービスは主催者で用頂いても構いませんが、恵比寿で大人気のレストランと提携してオリジナルメニューも開発いたしました。ご予算に合わせてご用意いたします。セミナー修了後直ぐに交流会などの立食パーティーへ移行もスムーズに行っていただくことができます。
今後は講演用のレジュメ作成などのお手伝いや、セミナー上映用映像制作のお手伝いなども展開していきます。
デザインの力で新しいこと、社会の為になること、人が豊かになること。
ドキドキ、わくわくスタイルメントの新しい取り組みにご期待ください。
http://www.stylement.co.jp/seven/index.html
2008年01月24日 00:44

先週は経営方針の発表会でした。
僕が独立してもうすぐ12年。
デザイン会社を設立して10年と9ヶ月。
独立したときは自らの会社で経営方針発表会を行うことなど夢にも思いませんでした。
あのときはデザインをするのが心の底から好きなだけ。
時代なのか、自分が変わったのか、頭を巡らせたが、そんなことはどうでもいい。
とにかく、会社にとってもスタッフにとっても必要なことだけは確か。
何故、あなたはデザインの仕事をしているのですか?と誰かに聞かれれば、「人の生活を向上させようと考えること」が好きだからです。とスタッフ全員に答えてもらいたいと思っています。
「信条」
一緒に働いていくために心に誓うこと。
これを誓えない人は私たちの仲間ではありません。
「約束」
スタッフに約束すること。
私たちの出来る範囲でスタッフの努力を社会の為、個人の為になるように力を注ぎます。
「理念」
なんの為に私たちは働くのかということ。
「方針」
私たちの社会的価値とは。
デザインコンサルティングファームで出来ることとは?
「心得」
共に働く上で守らなくてはならないこと。
「ものづくり心得」
物作りをしていて忘れがちな事。先人達の素晴らしい言葉を時々思い返してみてください。必ずと言っていいほど、力を与えてくれる言葉があります。
「プロセス」
創造を伴う仕事をする私たちにとって、多くの仕事は手順化する事が不可能であるといえます。
しかし、すべての仕事において、仕事の進め方・考え方の手順「プロセス」は例外なくいつも同じように進行することができます。
まずは、それぞれのプロセスの意味や必要性を十分に理解すること。
次に、すべての仕事において、それらがしっかりと行われているかチェックしながら進行することを心がけます。
すべての仕事において、それらがしっかりとおこなわれているかチェックしながら進行することを心がけます。
「組織体系」
スタイルメント、クロコソフト、野村デザイン研究所の組織体系を理解しましょう。わずか50人の会社、されど50人の会社です。組織はすこし複雑になってきました。
「目標」
今年度の目標を全員で理解することで、達成に向かうことが出来るのです。目の前にあるものの先には必ず繋がる何かがあることを思い出してください。
「チーム目標」
様々な人が集まれば、色々な考えに発展します。チームによる目標設定は1人ではとうてい達成できないような目標をクリアすることができます。
「個人目標」
今の自らを知ること、そして未来の自分を想像すること。
これはもっとも自分に活力をあたえてくれます。
「未来」
スタッフが実現したいと思う未来を実現出来る会社へ。
自らの言葉で、直接社員全員に一生懸命、時には早口になりながら約1時間。
デザインの仕事をする上で大切なことは良い物を作ることだったり、デザイン賞を受賞してデザイン界から評価されたりすることだったりします。
でも、もっともっと大切なのは、「心をこめて、個々の思いで、人に幸福を提供する事」であり、それはとても人として当たり前の事だと思うのです。
まずは社長から。
がんばります。
2007年11月14日 00:40
先日の新入社員研修でゲームをした。
「なんの価値もない「石ころ」を買ってもらう方法を考える」というゲーム。
何故、こんなゲームをしたかといえば、以前ある企業で20代にして取締役まで上り詰めたセールスマンと知り合いになり「俺は石ころをいくらでも売る事が出来る」という言葉を聞いた事があったからなのです。
その言葉にはもとても真実みがあり、その言葉を時々思い出しては、なんの価値の無い石をどうやって売ることができるのか?と考えてはみるのだが、決定打に欠ける答えしか思い浮かべられなかった。
これをゲームにしてみることでもっと掘り下げたモノがみつかるかもしれないと思ったのが事の経緯。
まずは「石ころ」をテーブルの真ん中に置き、誰にいくらで売れるか?その方法を考えてみようとお題を出す。
いろいろな意見がでてきて100円や200円で売る事は出来たのだが、なかなか高価な対価を支払う意見が出てこなかった。
そのうち、スタッフの中で俺は絶対買わないと言い張る者がいたので、その彼をターゲットに売り方を考えてみることにした。
結果は、ほんの10分足らずで、なんの価値もない「石ころ」は2万円で売れた。
至ってシンプルな回答だったので、拍子抜けなのだが、その彼は広末涼子の大ファンで有ることがわかり、「広末涼子がこの石を1万円で買ってくださいとにっこりしたらどうする?」と質問をした。「2コ買います」とあっさり買っていただくことに成功。ついでにそのなんの価値のない石を大事に取っておくとの事。無事ゲームセット。(本来は自分自身が相手に売る事が大切なのだと思うのだが、この場合は想定で。)
これは彼が広末涼子の大ファンだったから出来たことなのだが、なんの価値もない「石ころ」が彼の「大切な石」に変わり、その「大切な思い出の値段」は2万円と言うことになる。
もちろん彼がその石を第3者に売ることは不可能だが、金額には変えられない幸せを受け取ることが出来たということがわかる。
さて、これを言い換えてみると「うれしい」と言う感情の描き方を探す事。
「うれしい」という感情が生まれるとき、その人だけの価値が生まれ、思い出の形として「欲しい」という欲望に変化した。
同じモノを購入するにも「何処で」「いつ」「誰から」などの要素で価値が変わり、ほんの些細なコミュニケーションから対価が変化するのである。これは一例で、人によってその「うれしい」という感情の描き方は違うのだが、それを考えることが大切である事を理解させてくれる。
彼にとってもっと「うれしい」状況を作れば、支払える範囲でさらに高い対価となるはずである。しかしこの考えは行きすぎると危険な事も理解も出来る。
まとめると感情的な相対的価値の尺度を測るには一番大切な事はその人を知ること。その価値を享受できれば精神的な満足を得ることが出来る。
受手側から考えると、相対価値を自らで構築できるBuild To Orderなどの商品購入方法も、利便性だけではなく感情を捉える事も大切。
さらに、逆から考えると感情で捉える「共感」という表現手法を持つことで、相対価値を作り上げることが可能であり、それを構築し表現することがデザイン。言い換えればブランド作りである。
このゲームでは、「感情を満たす事はお金より大切である」と言う事を確認できる。
2007年08月11日 01:35
すこし大げさかもしれないのだが、スタイルメントに入社する8割のスタッフは数ヶ月で急成長する。
成長することはいい事だが、要するに太ってしまうのである。
いろんな理由が有るわけだが、僕の場合はストレスということにしている。
中でもS君は120キロ。
若手スタッフの中でも、かなり優秀な彼は一日に5食食べているらしい。だから優秀なわけでは無いのだがよく食べる。なんでそんなに食べるのかは分からないのだが、食べたいのだからしょうがない。
2週間くらい前、そのS君と一緒に2キロほど歩いた事があったのだが、何故かだんだんと会話が成り立たなくなり、終いには言葉を投げかけても返答が無くなってしまいました。理由を聞いてみると、息が上がって言葉にならないとの事。
さすがに、ビックリしました。
これはまずいな、、、、、、。
体が健康で有ることは何よりも大切です。
ということで
スポーツジムに法人契約をしました。
来年の健康診断では脂肪肝スタッフゼロを目指して、、、。
人は見た目が9割という本も出版されていて、非言語コミュニケーションという分野でもダイエットというか、体の管理は大切。
ファッションに気を遣っているスタッフを見るととても嬉しくなる。その為には体作りから始め、いろんなモノが着られるようになると、きっと毎日が楽しくなる。
そういえば、あるスタッフが急にダイエットを始めた。理由を聞いてみると「モテたいんです」とシンプルな回答。それはそれでいい心がけ。
体を鍛えるといろんな良いことが待っているはず。
さて、僕もがんばろ。
2007年07月19日 01:25
先日に引き続き新卒向け社長研修話題から。
R社というお付き合いを開始して4年目のクライアントについての話です。
研修では当時の担当K君からの視点で話をしてもらいましたので、僕の視点から書いておきます。
人が成長していくためには乗り越えて行かなくてはならない壁があります。
昔のことわざ?に「苦労は買ってでもしろ」というのがあるが、まさに苦労して壁を乗り越える事ができれば、同じような壁は軽く乗り越えることができますからね。
でも、乗り越えられないときは必ずあります。
そんなときは僕も一緒になって乗り越えて行きたいと思います。
R社は現在ではとても信頼感で結ばれ、最も大切なクライアントの一つです。
しかしその関係もはじめからそうだったわけではありません。
「この10年で一番思い出に残っている仕事は?」
と、ふと考えた事が有るんですが、真っ先に思い出したのがこのR社の事でした。
デザインを請け負うという仕事は、受注してからその仕事に合ったプロセスでスケジュールを作成し、それに合わせタスクを消化し、納品にこぎ着けるという仕事です。もちろん、基本のプロセスはあるのですが、あくまで基本は基本ですので、その時々の色々な状況によって変化させることが大切な事なのです。
R社からの依頼は大量なデザインを短納期に毎週毎週納品するといった、今まで私たちが行っていたデザインプロセスからはかなりかけ離れたものでした。
週に4,5本、月に20本以上の新規デザイン。
原稿入稿から納品までは非情に短納期。
こちらの窓口になる担当者1人に対し、クライアント側の担当者は7,8人。
この仕事を受けるにあたり相当悩みましたが、担当の方がとても魅力的だったこと、R社自体が社会的にとても魅力的な会社なこと、デザインの基礎を新人デザイナーに学ばせるのに大量のデザインというのは大切である事、などからこの仕事を受けさせて頂くことにしました。
仕事を頂くようになって初めの頃、それはもうクレームの嵐でした。
最悪の日は一日に何本もクレームのメールが到着してしまうような、最悪の状態でした。もちろん担当者は徹夜続きで帰れない日々が続いていました。
納品物だけ考えて、月に一度納品するだけであれば今までの仕事の仕方でも十分こなせた仕事ではあったのだが、毎週5本納品しなくてはならないこと、同時並行で15本くらいの仕事が構成、デザイン、制作、変更、修正、納品、等の様々なタスクが混在しているため、その整理だけでも相当な時間がかかってしまっていました。
ある日担当のK君とR社へ向かう山手線の中で「僕はこんな仕事をする為にこの会社に入ったわけじゃない、やりたいことがあるんです」と、ぼそり、クレーム対応と徹夜続きで完全に憔悴しきって、今にも「今日で辞めさせてください」と言い出しそうなK君に話をしました。
「やりたいことがあるのにこの仕事乗り越えられなかったら、やりたい事なんて絶対にできない」
と伝えましたが、K君は力なく頷きました。
それからが反撃開始。
私たちが掲げた目標は、「R社からの信頼を勝ち取る」
そのためには
私たちもR社もストレス無く進行し、体力的にも徹夜をしないで制作し、結果的に少しでも良いデザインを排出する。
さらに、当時は大赤字になっていた予算に対してもしっかりと利益を追求してゆく。
ということを意識していくことが大切。
そこからが方法論の構築です。
今考えれば制作現場におけるプロセスマネージメントという考え方です。
担当者は仕事を遂行していく際にはその仕事にのめり込んでしまい回りが見えなくなってしまう事があります。仕事が巨大で有ればあるほど、分からなくなってしまいます。そのためには今自分が何をしているかを、全体のプロセスからしっかりと把握する必要があるのです。要はミクロとマクロの視点を担当者に分かってもらうこと。
私たちがミスを犯してしまうのは、短納期なのに、いろいろな担当者から好きな時間に好きな事をいわれ、修正、変更を繰り返し、約束の時間に間に合わなくなってしまう事と、このようにしてくださいという制作のルールを渡されていて、そのルールが複雑だったこと。
しかし、これはR社の担当者が少しでも良い物を作っていきたいという現れで、私たちも出来るだけ、それに答え良い物を作って行こうと思い、必死になって答えていった結果からだったのです。
まずはクレームの内容をすべて洗い出すことから始まりました。それは今でも残っていますが、項目だけ見ても3ヶ月程度で100を超える、ものすごい量のクレームでした。
徹底的にワークフローの分析と再構築、それにともないタスクの分析と再構築。打ち合わせのルール化。チェック方法の再構築、メールヘッダ、内容の記述のしかた、デザインのフォーマットの新たなる考え、等々。ありとあらゆるモノをルール化し次々と提案。直ぐには受け入れてもらえないルールなどもあったが、再度見直し再提案していきながら、徐々にルール化することに成功していった。
その間、おおよそ、6ヶ月程度だっただろうか、ほぼクレームはゼロになった。
ほぼ、僕らの掲げた目標は達成できたのである。
K君はとても超えられないと思っていた壁を乗り越えることが出来たのです。
このプロセスマネージメントという仕事の仕方は、誰が何を何時どんな風に行うのかとう事を確実に作り込み、その進行管理と全体把握がとてもしやすく、ミスが起きても直ぐにその箇所を修正することが可能にすることが出来るようにするもの。タスクをやスタッフをブロック化して管理することが出来るので、デザイナーはデザインをする時間を以前より多く時間を掛けることができるようになり、そのクオリティも自然と高くすることが出来るようになるのである。
今では、そのルールの元で仕事が行われています。
僕がそのプロジェクトを見ることは全くありませんが、このプロジェクトの業績も認められ、R社からは他の案件も頂くようになりました。
K君もこの仕事からはなれ、少し自分のやりたい仕事に近づいていきました。
すこし残念なのは、そのルールはブック化してあるのだが、そのときに出来上がったルールからほとんどアップデートがされていないこと。ルールは時が経てば次第に色褪せてしまうのが常であり、技術的にも進歩しているので、そろそろ大幅なアップデートを行わなくてはならない。と思う今日この頃です。
R社の懐の深さに感謝。
と共に、
K君を始めこのルール化を一緒になって作ってくれたスタッフと、それをしっかりと守って進行してくれている現在のスタッフに感謝。
2007年06月06日 00:03

最初の頃はデザインの仕事が出来るだけで楽しかった。
生み出していったデザインが喜ばれることに一喜一憂して、新たなる創作の意欲が沸いて来ていた。
そんな頃から今までのデザイン活動を通し、クライアントからいろいろな事を教わり、世の中からも色々な意味での評価を頂くことで成長出来たのだなと思う。
今でも創作意欲が沸いてくることにはは変わらないのだが、その結果に対しては独立したての頃とは比較にならないくらい大きなモノとなってきている。
独立して12年目、スタイルメントを設立して11年目となるのだが、次の10年に向かい新たなるデザイン活動を開始する。
それがデザインコンサルティングという考え方。
この考え方を社内で浸透させ始めたのはおおよそ1年ほど前からで、社内報などでも色々と取り上げてもらっている。
「デザインで日本をかえよう」スタイルメントの新しいタグラインも決定し、新たなる第一歩として広告出稿を行うことが出来た。今後の日本の中小企業にとってデザイン戦略を立案することが最も大切な事の一つになっている。ということ文中には記している。5月発売のものと6月発売のもので本文は全く違ったモノになっているので、どちらが反響が大きいのかが楽しみ。
2007年05月26日 02:23
スタイルメントを設立して10年が過ぎ、その間、僕はずっと経営者をしていたわけですが、10年前と今では全くと言っていいほど仕事の内容が違います。
会社を運営するために必要なのは「良い仕事」「良い環境」「良い教育」だと会社設立当初からおぼろげながらわかっているつもりでしたが、「良い教育」というところまでは手が付けらないのが現実でした。最近になってやっとしっかりと取り組んでいこうとしています。
まず、会社での教育とは社会に役立つ人材育成だと考えているのですが、この当たり前だと思うことがなかなか難しいのと、その意味は伝わりにくい。
そこで会社として必要なのが自らで育つ環境を含めた仕組み作り。最近、やっとそのバックボーンの構築が進みました。何年も前から取り組みはしていたのですが、なかなか実を結ぶことが無く、焦りは募るばかりでしたが、やっと光が見えてきました。
会社としての課題は教育システムをしっかりと構築する事。来年度からはかなりの予算を割いて仕組み作りをしていこうと考えています。
社会に取って必要な人材はまずは会社にとって必要な人になることが大切です。いろいろな講習会、セミナーへの出席をしてもらう事はすでに何人ものスタッフにお願いしていて、なかなかの成果が出始めました。それに加え外部講師に数名来ていただいて月に何度か講習会を開いています。同時に社員から社員への講習会も始める予定にしています。その中で社長が月二回新卒社員に対して直接研修を行うプログラムを今年から始めました。
先週の金曜日はその社長研修を行いました。
僕の研修はとても単純で基本的な事を伝えられればいいなと思っています。
今回のお題は「何故、30分早く出社して掃除をするのか?」という話をみんなで考え、社長としての思いを伝えました。
掃除という仕事のとらえ方は会社によって様々で多種多様な方法があります。
朝、全員で一斉に行う、
管理会社に来てもらって社員は一切行わない、
バイトの仕事として社員は行わない、
専門部署をつくる。
本人に任せる。
等々、考え方はそれぞれ確実なものがあり、どの考え方が一番良い等と言うのはないのですが、スタイルメントでは新卒の仕事として他の社員よりも朝30分前に来て会社全体を掃除をしてもらっています。7,8年前に僕がルールを作ったりました。若干ルールは違っているようですが、経営企画室がそれを運用してくれています。
では「何故、30分早く来て掃除をするのか?」の意味とは
1つめは、自分は仕事が出来ないということを認識すること。
2つめは、会社全体を見渡すことでどんな環境なのかを理解すること。
3つめは、新鮮な目で新しい環境を提案をしてもらうこと。
1つめの理由は、会社とは社会に役立つ接点なのだが、会社に入社したての頃は全く何も仕事が出来ないといってもいいだろう。しかし掃除なら誰でも一生懸命やればできるはずなので、それをする事で先輩達に出来るだけ気持ちの良いところで仕事をしてもらう。改めて自分が仕事が出来ないことを認識するのと、教えてもらうという謙虚な気持ちになってもらうことと、一生懸命やれることをやると結果に繋がる事を理解してもらいたい。
2つめの理由は、会社は昨日出来上がったのではなく、退職していった人を含めみんなが一生懸命仕事をした結果として今の会社が存在します。会社の環境という資産にはにはいろいろと理由があり、その資産を知ること、守ることそして、先輩達に対する感謝の気持ちを持ってもらいたい。
3つめの理由は、普段の会社生活をしていると当たり前だと思っていることに慣れてしまっているので、新鮮な目でそれを判断してもらいたい。会社をもっとよくしていく為には常に改善していこうという気持ちと行動が大切で、環境に対して満足しないという目も養う。
何となく、古い考えなのかなとも思ったりするのですが、僕は人が育つということはこんなとても基本的な考え方が重要なのではないだろうかと思っている。新卒がしっかりと教育され、次の世代に先輩として後輩達に教育をしていくことで会社の文化が出来上がっていくのだと信じている。教育とは即効性のあるものとそうでないものがあり、大概は即効性はないのだが、続ける事に意味があると思っている。
新卒の彼らが成長すればするほど、一生懸命であればあるほど、経営者である僕も含め先輩達も自分を省みる良いチャンスになるとも思う。
ガンバレ新卒。
2007年05月20日 03:55
今日からブログを書く事にしました。
スタイルメントも10年が経ち、新たなるスタートということで、HPもリニューアルしました。順次新規コンテンツをアップする予定です。
野村デザイン研究所とは株式会社スタイルメントと株式会社クロコソフトの親会社という位置にある会社なのですが、今後の展開についてはお話できるようになったら、順次このブログにて書いていこうと思います。
という訳で、ブログ開設のご挨拶にさせて頂きます。
2007年05月17日 11:29
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不都合な真実
アル・ゴア (著), 枝廣 淳子 (翻訳) |